この記事を共有する

2026年4月19日

介護職の履歴書・職務経歴書の書き方|採用される書類作成のコツ

介護職の履歴書で押さえるべき基本ポイント

介護業界の転職では、履歴書と職務経歴書の両方を求められることが多くなっています。特に大手法人や有料老人ホームでは書類選考が行われるため、丁寧に作成する必要があります。手書きとパソコン作成のどちらでも可とする事業所が増えていますが、指定がなければパソコン作成が効率的です。

写真は3ヶ月以内に撮影したもので、清潔感のある服装で撮りましょう。スーツが望ましいですが、きちんとした襟付きシャツでも可です。証明写真機よりも写真スタジオで撮影するとクオリティが高く、印象が良くなります。

学歴・職歴欄の書き方

学歴は高校卒業以降を記載します。職歴は時系列で、施設名・サービス種別・雇用形態・在籍期間を正確に記載しましょう。「株式会社○○ 特別養護老人ホーム△△ 介護職員(正社員)」のように、法人名と施設名の両方を書くのが丁寧です。

短期間で退職した職歴も省略せず記載しましょう。空白期間があると「何をしていたのか」と疑問を持たれます。介護のブランク期間は「家族の介護に従事」「資格取得のため学習に専念」など理由を職務経歴書に補記すると印象が変わります。

職務経歴書の書き方と実例

職務経歴書は「自分の経験とスキルを具体的にアピールする書類」です。A4用紙1〜2枚に収め、読みやすいレイアウトを心がけましょう。

施設概要と担当業務の記載例

各施設での経験を以下の形式で記載します。施設名・サービス種別・定員数・配属ユニットを記載した上で、担当業務を箇条書きにします。「身体介護(入浴・排泄・食事・移乗介助)」「介護記録の作成(ほのぼのNEXT使用)」「ユニットリーダーとして新人教育担当(3名の指導実績)」のように、具体的な業務内容とシステム名や実績数を盛り込むと説得力が増します。

自己PRの書き方

自己PRは「強み→根拠(エピソード)→入職後の活かし方」の3段構成で書きます。例:「私の強みは、利用者様の小さな変化に気づく観察力です。前職では、食事量の微減に早期に気づいて看護師に報告したことで、脱水症状を未然に防いだ経験があります。貴施設でもこの観察力を活かし、利用者様の安全と健康を守るケアを提供したいと考えています。」

抽象的な表現(「やる気があります」「頑張ります」)は避け、具体的なエピソードで裏付けましょう。数字を入れると説得力が上がります(「5年間の介護経験」「夜勤月5回を3年間継続」など)。

資格欄の書き方と記載順序

介護関連の資格は取得年月順に記載します。正式名称で書くことが重要です。「ヘルパー2級」ではなく「訪問介護員2級養成研修課程修了」、「初任者研修」ではなく「介護職員初任者研修修了」と記載しましょう。

記載すべき主な資格:介護福祉士、介護職員初任者研修修了、実務者研修修了、介護支援専門員(ケアマネジャー)、社会福祉士、普通自動車運転免許(送迎業務に必要)。取得予定の資格は「○○年○月取得見込み」として記載可能です。

履歴書・職務経歴書に関するよくある質問

Q. 転職回数が多い場合、不利になりますか?

介護業界は転職が一般的な業界であり、転職回数だけで不利になることは少ないです。ただし、すべての在籍期間が1年未満の場合は「すぐに辞める人」と見なされる可能性があります。転職理由を前向きに説明できるよう準備しましょう(「スキルアップのため」「家庭の事情」など)。

Q. ブランクがある場合はどう書けばよいですか?

ブランク期間の過ごし方を職務経歴書に記載しましょう。「家族の介護に従事(○年○月〜○年○月)」「介護福祉士試験の学習に専念」「健康上の理由で休養後、現在は完治」など、理由を簡潔に記載すれば問題ありません。面接で詳しく聞かれた場合に備えて説明を準備しておきましょう。

Q. 志望動機欄は履歴書と職務経歴書のどちらに書きますか?

両方に書くのが一般的です。履歴書には200〜300字の要約を、職務経歴書にはより詳しい志望理由を400〜600字で書きます。矛盾がないよう内容を統一しましょう。

関連記事